北大学長パワハラか? 昨年訴え 調査委が審議
北海道新聞 2019/4/6(土) 6:02配信
昨年12月から体調不良 現在も休職続く
北海道大学(札幌市)は5日、名和豊春学長(64)が同大職員にパワーハラスメント(パワハラ)を行った疑いがあるとして、調査委員会を設けて審議していることを明らかにした。月内にも調査結果が出る見通し。
北大によると、昨年10月、「名和学長がパワハラを行った」との訴えがあり、同年11月に学内組織である学長選考会議(議長・石山喬日本軽金属ホールディングス相談役)に調査委員会を設置。現在、関係者への聞き取り調査を進めている。北大は、訴えがあった具体的な行為について「関係者のプライバシーの問題もあるので、詳細は説明できない」(広報課)とし、委員会のメンバー構成についても明らかにしていない。
昨年12月、名和学長は体調不良を理由に休職。これに伴い、学長の職務代理に笠原正典副学長(63)を充てた。学長の休職は現在も続いている。