特別支援学校教師が生徒に繰り返し体罰…再発防止で専門家が定期的に学校訪問へ 名古屋市
東海テレビ 2019/4/12(金) 7:57配信
名古屋の天白養護学校で、男性教師が生徒に体罰を繰り返していた問題で、市教委は定期的に専門家による学校訪問を行うことなどを決めた再発防止策をまとめました。
特別支援学校での体罰を巡っては、名古屋の天白養護学校で男性教師(当時50代)が高等部3年の男子生徒(当時18)を蹴るなどの暴行を繰り返し、3月に罰金30万円の判決を受けています。
問題を受けて、有識者会議が設置され、市の教育委員会は11日、再発防止策を公表しました。
再発防止策には人権問題が専門の弁護士や、臨床心理士などおよそ10人を「特別支援学校アドバイザー」に任命し、市内全ての特別支援学校を月2回ほどの頻度で訪問することなどが盛り込まれています。
市は4月中にもアドバイザーを選定し、5月から学校の訪問を始めます。