【鹿児島】小学校教諭が児童を平手打ち
KKB鹿児島放送 2019/5/17(金) 13:40配信
奄美市の公立小学校で、50代の男性教諭が5年生の男子児童にほほや頭を平手でたたく体罰を加えていたことがわかりました。教諭は当初、たたいたことを隠し、「ほほをつねった」と虚偽の報告をしていました。
奄美市教育委員会や児童が通う小学校によると、男性教諭は先月23日、児童が授業に遅れたと指摘・指導しましたが、児童が遅刻を認めなかったことに腹を立て、およそ1メートルの物差しで腹を2回突いたあと、ほほと頭を平手で1回ずつたたきました。体罰を見ていた別の児童から報告を受けた校長が、教諭に確認したところ、当初は平手でたたいたことを隠し、「ほほをつねった」と述べていました。その後、児童の保護者からの指摘で校長が改めて教諭に質したところ、児童をたたいたことを認めたということです。教諭は、虚偽報告をしたことについて「自己保身の考えがあった」と話していて、児童と保護者に謝罪したということです。