母子無理心中 欠席日数訂正で議員から指摘相次ぐ

母子無理心中 欠席日数訂正で議員から指摘相次ぐ
KHB東日本放送 2019/7/12(金) 19:17配信

泉区で去年、小学2年生の娘へのいじめを苦に母親が娘と無理心中したとみられる問題で、学校側が欠席日数を減らしていたことについて、12日の市議会で指摘が相次ぎました。市側は意図的ではないと否定しました。
学校側は当初、亡くなった児童の去年の欠席日数を「30日」としていましたが、先月「28日」に訂正していました。
欠席日数が30日となるといじめ防止対策推進法の重大事態として教育委員会が調査を始める基準です。
12日は市議会の特別委員会が開かれ、議員から重大事態を回避するために欠席日数を減らしたのではないかといった指摘が相次ぎました。
市側は欠席と認識していた去年7月5日と6日は児童が校長室に登校していたことが校長や担任のメモから明らかになったため訂正したと述べ、意図的ではないと否定しました。
仙台市はいじめがあったどうかを調べるため、今年4月に第三者委員会を設置していて、この欠席日数の訂正についても検証することにしています。

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