【主張】いじめメモ廃棄 教師が救わずに誰が救う(産経新聞コラム)

 同法改正をめぐり、いじめを放置した教職員への懲戒規定など学校側の義務を明確化することが検討された。だが、超党派議連の試案でこれが削られ、被害者遺族などから不信の声が出ている。
 懲戒規定などを削ったのは「萎縮を招く」「現場の負担が増す」からだというが、いじめを放置する者は教職者の名に値しない。子供たちの様子をつぶさに見て守るのが教師の最大の仕事ではないか。それをおいて「働き過ぎ」だとは誰も思うまい。

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