講師の不適切指導認め謝罪…中学校で保護者説明会【愛媛・今治市】

講師の不適切指導認め謝罪…中学校で保護者説明会【愛媛・今治市】
株式会社 テレビ愛媛 2019/7/17(水) 12:00配信

教師による暴言や体罰があると教育委員会に通報があった今治市の西中学校で16日夜、保護者説明会が開かれました。学校側は、20代の講師が生徒の胸ぐらをつかんだことなどを認め謝罪しました。

保護者説明会には約260人が参加し、約30分に渡り開かれました。

今治市教育委員会によりますと今月9日、保護者を名乗る匿名の人物から教師が生徒に対して「殺すぞ」といった暴言や、肩を突き飛ばすなどの体罰をしていると通報がありました。

通報を受け学校側が全校生徒を対象にアンケート調査を行ったところ、20代の保健体育の講師が、生徒指導の際に胸ぐらをつかんだことや、注意していた生徒のそばにあったイスを蹴りその生徒に当たったことが分かったほか、講師本人が両手で生徒の顔を挟んだり「蹴とばすぞ」といった発言をしたことを認めました。

一方で通報にあった「殺すぞ」といった暴言は確認できなかったということです。

学校側は16日に校長が全校生徒に謝罪、保護者説明会でも校長に加え講師本人も謝罪したということです。

男性保護者
「当然反省したと思います、見た感じ。校長先生も当然深く謝罪されてたので、そういった気持ちは伝わりました」

学校側は、この講師を担当していた運動部の顧問から外し、授業も1人では行わせないことにしたほか、処分については市の規定に従って検討するとしています。

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