鹿屋市の小学校で体罰 児童5人の頭などたたく
MBC南日本放送 2019/8/1(木) 19:32配信
鹿児島県鹿屋市の公立小学校の男性教諭が、今年4月から5月にかけて3年生の児童5人に、体を押したり頭をたたいたりするなどの体罰を加えていたことが分かりました。
鹿屋市教育委員会によりますと、体罰を加えていたのは、鹿屋市の公立小学校で3年生の学級の担任をしている30代の男性教諭です。この男性教諭は、今年4月中旬から5月中旬にかけて、3年生の男子児童5人に肩口をつかんで体を押したり、頭をたたいたりする体罰を加えていたということです。
5月下旬に体罰を受けた児童の保護者から学校に相談があり、発覚したもので、男性教諭は体罰を認め、保護者に謝罪したということです。
男性教諭は、今年4月に正式採用されてから初めてクラスを担任していて、「子どもたちに指導がうまく伝わらなかったために体罰に及んだ」などと話しているということです。
鹿屋市教育委員会では、5月末に臨時の校長会を開いて各学校に再発防止を指導したということです。
(鹿屋市教育委員会 安藤晋哉学校教育課長)「子どもたちの心身に深刻な影響を与える、このような事案が発生したことを重く受け止めて、二度とこういうことが起きないようにしたい」