折立中生徒自殺 答申案まとまる 遺族の要望受け修正

折立中生徒自殺 答申案まとまる 遺族の要望受け修正
TBC東北放送 2019/8/8(木) 13:00配信

 2017年4月に仙台市立折立中学校の男子生徒が自殺した問題で、原因を調査している市教育委員会の第三者委員会は遺族からの要望を受け修正した最終的な答申案をまとめました。
 市教委の第三者委員会の調査部会は7日、7月28日に遺族に示した答申案について議論しました。この中では、男子生徒に対しての同級生からのいじめが8件、教諭からの体罰が2件あったと認定しています。また「自殺はいじめを中心として学校の指導や保護者との連携不足など、複数の要因が関連した結果」と結論づけています。調査部会では遺族からの要望を受け加害生徒の特定や市教委の責任についても修正したうえで、最終的な答申案をまとめたということです。
 第三者委員会は近く答申案を採択し、その後、教育長に提出する方針です。

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