「園長も体罰」下関市が「新生保育園」監査結果報告
毎日新聞 2019/9/3(火) 21:48配信
複数の保育士による園児への体罰が明らかになった山口県下関市の私立認可保育所「新生保育園」の問題で、市は3日、園長も体罰をしていたとする臨時監査の結果を発表した。
臨時監査は7月29日から実施。市議会文教厚生委員会に報告された監査結果などによると、同園では古田和子園長自身が、しつけと称して園児の手をたたいていたほか、園内で発生した園児のけがの状況などの記録をまとめていなかった。
市福祉政策課は「最大の問題は、園長自身が体罰を容認してきたこと。今後の定期監査などで、どう変わるかを確認していかないといけない」と述べた。【佐藤緑平】