生徒にキス、知人女性に暴行、同僚にセクハラ… 兵庫県教委が男性教諭5人を処分

生徒にキス、知人女性に暴行、同僚にセクハラ… 兵庫県教委が男性教諭5人を処分
神戸新聞NEXT 2019/9/24(火) 18:30配信

 兵庫県教育委員会は24日、教え子にわいせつな行為をしたとして阪神地区の公立中学校の20代男性教諭を懲戒免職にするなど、5人の懲戒処分を発表した。

 県教委によると、男性教諭は2018年11月から19年4月までの間に3回、教室で女子生徒を抱きしめたり、尻を触ったりした。また19年4月、自家用車内で胸を直接触ったり、キスをしたりした。8月に教諭が校長に退職を申し出たことから発覚。女子生徒の悩み相談に応じるうちに「好意を抱くようになってしまった」と話しているという。県教委は指導監督責任を問い、校長も訓告とした。

 知人女性に乱暴しようとしたとして7月22日、強制性交未遂の疑いで大阪府警に逮捕された=起訴猶予処分=については、停職6カ月とした。退職の意向を示しているという。

 また、同じ部活動の顧問だった女性教諭にセクハラ行為をしたとして、東播磨地区の県立高校に勤める30〜40代の男性教諭3人を戒告とした。

 県教委によると、そのうち2人は18年8月、飲食店で男性の唇に触れる寸前まで顔を近づける余興をさせるなどした。もう1人は19年1月、女性教諭からセクハラの相談を受けた後、6月上旬までほぼ毎日、好意を伝えるようなメッセージを送ったり、4月上旬に駅で待ち伏せたりした。

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