園児の裸を盗撮 保育園職員が使った“眼鏡型カメラ”とは

園児の裸を盗撮 保育園職員が使った“眼鏡型カメラ”とは
日刊ゲンダイDIGITAL 2019/10/06 06:00

 いつどこで誰が盗撮しているか分からない。

 ビデオカメラが内蔵された眼鏡で勤務先の保育園の女児の着替えを盗撮したとして、事務職員の八巻昭容疑者(45)が2日、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで、北海道警帯広署に再逮捕された。

 八巻容疑者は9月10日、帯広市内で道路を歩いていた女子高生をこっそり盗撮。

「不審な人物がいる」

 通報を受けた警察官が職務質問をし、所持品などを調べたところ、女児の裸が写った動画などが保存されていた。

「前日の9日、八巻容疑者は勤務先の保育園に隣接する駐車場に止めた車の中から、水遊びを終え、園庭で全裸になって体を洗っている女児をビデオカメラで盗撮していた。自宅をガサ入れしたら、パソコンに転送した動画のデータや、盗撮に使用した眼鏡型ビデオカメラが出てきたのです」(捜査事情通)

 八巻容疑者は6月26日、その眼鏡型ビデオカメラを使って、園内の廊下で着替えていた女児4人の裸を撮影していたことが分かり、再逮捕となった。

 調べに対し、「女の子の裸に興味があった。園児や保育士にバレないように眼鏡型のカメラを使った。カメラはネットで購入した」と供述しているという。

「八巻容疑者が盗撮に使っていた眼鏡型ビデオカメラは2万円強で、ネット上では安いものは2000円台から販売されています。一見するとカメラが内蔵されているようには見えませんが、よく見るとテンプル(つる)の部分が不自然に太く、明らかに普通の眼鏡とは違います。しかも盗撮犯というのは執拗にレンズを被写体の方に向けようとするので、どうしても体の動きが怪しくなります」(前出の捜査事情通)

 8月には和歌山県の小学校教諭が女子更衣室にビデオカメラ付き置き時計を設置し、逮捕されたが、もはや教育現場に「安全」な場所はない。

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