盗撮の元小学校講師罰金30万円 岡山簡裁命令、女性のスカート内

盗撮の元小学校講師罰金30万円 岡山簡裁命令、女性のスカート内
山陽新聞デジタル 2019/11/18(月) 18:50配信

 女性のスカート内を盗撮したとして、岡山区検は18日までに、県迷惑行為防止条例違反罪で、瀬戸内市立美和小の元男性講師(24)=岡山市=を略式起訴。岡山簡裁は罰金30万円の略式命令を出した。命令は11日付。

 起訴状によると、元講師は5月27日夕、同市内の商業施設で、30代女性のスカート内をカメラ付き携帯電話で動画撮影したとされる。県教委から7月5日付で懲戒免職処分を受けていた。

 岡山県教委は5日、県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕された瀬戸内市立美和小の厚東勇哉講師(24)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
 県教委などによると、厚東講師は5月27日、岡山市東区西大寺の商業施設のエスカレーターで、前に乗っていた30代女性のスカート内をスマートフォンの動画機能で撮影した。気付いた女性から連絡を受けた店員が岡山東署に通報。同署が現行犯で逮捕後、在宅捜査に切り替えて書類送検した。
 県教委の聞き取りに厚東講師は「周りに誰もいなかったのでついやってしまった。盗撮は同じ場所などで5回ほど繰り返した」と話しているという。
 厚東講師は2017年4月に県教委に採用され、本年度から同小に勤務。県教委は「大変遺憾。職務規律の徹底を図り、再発防止に努める」としている。

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