市立高の校長が生徒引率の「研修旅行で飲酒」で処分…旅行会社から缶ビール受け取る
MBSニュース 2019/11/19(火) 11:54配信
京都市立高校の校長が生徒の研修旅行の引率中に旅行業者から酒を提供されて飲酒し、処分を受けていたことがわかりました。
京都市の教育委員会によりますと、京都市南区の市立塔南高校の校長(55)と男性教諭は今年1月、「教育みらい科」1年の生徒をタイへの研修旅行に引率した際、旅行会社から缶ビール12本を受け取り、3日間、夜ホテルの自室で飲酒したということです。現地の高校職員との夕食会でもビール3杯とカクテル1杯を飲んだということです。
市教委は引率中は夜も飲酒しないよう教職員らに伝えているほか、京都市の条例で「利害関係者から金品を受け取ることは懲戒免職を含む処分対象」になると規定されています。
市教委は校長が受け取った酒と同等の額の品を返していることを考慮したとして、7月に『教育長厳重文書訓戒処分』としました。一緒に飲酒した男性教諭は別の理由で退職したということです。