わいせつ行為で小学校・高校教諭を懲戒処分(群馬)

わいせつ行為で小学校・高校教諭を懲戒処分
群馬テレビ 2019/12/25(水) 11:57配信

 児童にわいせつな行為を行ったとして、群馬県教育委員会は県内の公立小学校に勤務する男性教諭を懲戒免職処分にしました。

 懲戒免職処分となったのは、東毛地域の公立小学校に勤務する新井宏和教諭47歳です。県教育委員会によりますと、新井教諭は、2017年10月から2019年9月にかけて面識のある小学生につきまとったり、保護者の了解を得ずに自宅に入って抱きしめたりするなどわいせつな行為をしました。

 県教委の聞き取りに対して、新井教諭は「好意を寄せていた」と話しているということです。新井教諭は、強制わいせつ罪などの疑いで2019年10月に逮捕され、11月から休職していました。

 また、停職6か月の懲戒処分となったのは東毛地域の県立高校に勤務する58歳の男性教諭です。男性教諭は、2019年10月下旬から11月上旬にかけて教育相談室などで指導中の女子生徒にキスをしたり、抱きしめたりするなどしました。

 男性教諭は、「相談に乗る中で女子生徒がかわいそうに思えた」と話しているということです。

 男性教諭は24日付けで依願退職しました。県教育委員会の笠原教育長は、「今後も全ての教職員が高い使命感と倫理観を持って職責を全うするよう指導してまいります」とコメントを発表しました。

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