仙台市教委 生徒自殺で対応不十分 校長2人を処分
KHB東日本放送 2019/12/25(水) 20:10配信
仙台市の中学校で生徒の自殺が相次いだ問題で、いじめへの対応が不十分だったとして、仙台市教育委員会が2つの中学校の校長を減給などの懲戒処分としました。
では前の年から起きていたいじめに対し十分な対応を取らなかった上、教師が体罰を行っていたとして、当時の男性校長(60)を減給1カ月としました。
また自殺前日この生徒が居眠りをしていたとして頭をげんこつでたたいた60代の男性教師を戒告としました。
では、いじめの事実を十分に確認しないなど適切に対応しなかったとして当時の女性校長(59)を戒告としました。
南中山中の生徒の遺族は報道各社に宛てた談話で、「大変遅かったというのが率直な感想です。処分を機会に自身を見つめ直し同じ過ちを繰り返さないでほしいです」とコメントしています。