北九州市の小学校教師2人 体罰などで懲戒処分に
九州朝日放送 2019/12/27(金) 15:45配信
北九州市は、小学校の教師、男女合わせて2人を、児童に不適切な言動や体罰をしたとして、27日付けで懲戒処分したと発表しました。
市によりますと、3カ月の減給処分を受けた49歳の男性講師は10月、以前担任をしていた特別支援学級に通う小学4年の男子児童を呼び止め、大声で「俺の何が気に食わんのか」などと言って立ち去りました。
児童は、その夜から体調を崩し、12月上旬まで登校出来ませんでした。
また、戒告処分を受けた57歳の女性教師は11月8日、担任をしていた特別支援学級に通う小学3年の男子児童に対し、右の太ももを平手で1回叩きました。
女性教師は、授業中に手遊びを注意したところ、児童が後ろ向きに座ったためと説明していますが、その後、児童は12月中旬まで登校出来なかったということです。
市の教育委員会は、「研修などを行い、再発防止に努めたい」としています。