実際は『十数人』男児の金で遊ぶ…小5男児がゲーム代等支払った“いじめ” 15万円家から持ち出す

実際は『十数人』男児の金で遊ぶ…小5男児がゲーム代等支払った“いじめ” 15万円家から持ち出す
東海テレビ 2020/1/9(木) 8:20配信

 名古屋市の小学5年の男子児童が、同級生らから要求されてゲーム代などを支払っていた「いじめ」について、市の教育委員会は、持ち出した額はおよそ15万円だったとする調査結果を明らかにしました。

 名古屋市教育委員会は、市立小学校に通う5年生の男子児童が去年8月から10月にかけて自宅から現金を持ち出し、同級生らから要求されて商業施設でのゲーム代などを支払っていたことについて、12月「いじめ重大事態」に認定し、調査を続けていました。

 その結果、当初10万円から20万円としていた持ち出した金額はおよそ15万円で、このうちおよそ9万円が同級生らのゲーム代や食事代に充てられていたと、8日の「いじめ対策検討会議」で報告しました。

 また、男子児童の支払いで一緒に遊んだ同級生は、当初6人としていましたが、実際には十数人いたことがわかったということです。

 昨年末までに一部の同級生と保護者が男子児童側に謝罪し弁済したということで、市教委は「一定の区切りがついた」として、これ以上の調査はしない方針です。

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