就寝中の女子中生にわいせつ、発覚後に行方不明 40代の教諭が懲戒免職に

就寝中の女子中生にわいせつ、発覚後に行方不明 40代の教諭が懲戒免職に
神戸新聞NEXT 2020/1/14(火) 20:00配信

 兵庫県教育委員会は14日、女子生徒に対するわいせつ行為や無断欠勤を理由に、播磨東地区の40代の男性中学教諭を懲戒免職処分にした、と発表した。関係者によると、この教諭は北播地域の公立中学校の運動部監督で、昨年11月に豊岡市内であった合宿の際、就寝中の女子生徒にわいせつな行為をしたとされる。

 教諭はその後、行方をくらましており、県警が強制わいせつ容疑で逮捕状を取って行方を追っている。

 県教委によると、教諭は11月9日から部員8人を引率し、大会に向けた強化合宿を実施。他の顧問と酒を飲んだ後に女子部員が泊まる部屋に入り、わいせつな行為に及んだとされる。女子部員が別の部員に被害を打ち明けて発覚した。

 教諭は10日早朝、私用車で宿舎を出た後に音信不通となった。無断欠勤が続き、今も連絡は取れていないが、県教委は複数の生徒の証言などから事実を確認した。指導監督が不十分だったとして、同校校長も訓告とした。(佐藤健介)

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