推薦入試“汚職”、高校教師が初公判「間違いない」

推薦入試“汚職”、高校教師が初公判「間違いない」
九州朝日放送 2020/1/30(木) 20:00配信

高校の推薦入試をめぐって賄賂を受け取った罪に問われている高校教師の男の初公判が福岡地方裁判所小倉支部で30日に開かれ、男は起訴内容を認めました。

本田竜大被告は、福岡県立八幡南高校のサッカー部顧問だった2015年8月、受験生の父親から顧問枠での推薦を依頼され、飲食接待や10万円分の商品券を受け取ったとして、受託収賄の罪に問われています。30日の初公判で、本田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側は冒頭陳述で、「居酒屋の接待の後、スナックで出前の寿司などを提供されている」「より実力のある受験生がいたにもかかわらず、依頼された受験生を校長に推薦した」と指摘しました。これに対し、本田被告は「先輩の体育教師から父親を紹介され、まずいと思いながら断れなかった」と話しました。

この年のサッカー部の推薦枠は1人で、本田被告が推薦した受験生が合格しています。

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