液体状大麻を密輸容疑 米国籍の英語講師を逮捕 電子たばこ加熱用

液体状大麻を密輸容疑 米国籍の英語講師を逮捕 電子たばこ加熱用
毎日新聞 2020/2/3(月) 19:01配信

 大麻を液体状に加工した「大麻リキッド」を密輸したなどとして、門司税関福岡空港税関支署と九州厚生局麻薬取締部は3日、米国籍の元非常勤英語講師、カニングハム・ジェームス・エイブリー容疑者(40)=福岡市=を大麻取締法違反(輸入)容疑で逮捕したと発表した。逮捕は1月14日で、容疑を大筋で認めているという。

 大麻リキッドは米カリフォルニア州では合法製品として流通しており、税関などは米国の知人を介して航空便で密輸したとみて捜査している。カリフォルニア州ではカートリッジ1個数千円で売られており、電子たばこで加熱、気化させて複数回吸引できるという。

 容疑は2019年11月、電子たばこで使うカートリッジ8個に入った大麻リキッド計約2・83グラムを米国から福岡空港に輸入したとしている。

 税関などによると、大麻リキッドはカリフォルニア州のロサンゼルス空港からカニングハム容疑者宛てに送られた菓子名目の航空貨物に入っていた。段ボール箱に菓子と新聞紙とともに入っていたバッグの中に隠されていた。【平塚雄太】

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