「死ね、バカ」関商工高の2教諭を戒告処分
岐阜新聞Web 2020/2/8(土) 9:15配信
岐阜県関市教育委員会は7日、関商工高校(同市桐ケ丘)の二つの運動系部活動で、体罰や不適切な指導があったとして、2人の男性教諭を戒告の懲戒処分にしたと発表した。
市教委によると、男性教諭(50)は昨年、部活動の指導中、複数の部員に「死ね、バカ、カス」などと暴言を繰り返し、周囲の机や椅子などを蹴った。複数回にわたり同様の行為があったという。
別の部活動で指導に当たる男性教諭(37)は、昨年12月に行われた県外の大会の引率中、男子部員に生活態度を指導する際「死にてぇのか。なめとるのか。髪の毛切ってこい」などと暴言を発し、腹部を拳で1回たたいた。部員にけがはなかったという。
ともに昨年12月末、学校への連絡で発覚した。管理監督責任を問い、校長を厳重注意とした。2人は現在、部活動の指導から外れている。