県立高校教諭、教務手帳を紛失 テスト結果など生徒128人分記載 岐阜・各務原

県立高校教諭、教務手帳を紛失 テスト結果など生徒128人分記載 岐阜・各務原
毎日新聞 2020/2/13(木) 9:51配信

 岐阜県教育委員会は12日、岐阜各務野高(各務原市鵜沼各務原町)で、生徒128人分の課題結果などを記した「教務手帳」1冊を紛失したと発表した。個人情報が悪用された形跡は見られないという。盗難届の提出を受け、各務原署が窃盗容疑で捜査する。

 教務手帳は40代の女性教諭が所有。教諭は2年生2クラスと3年生3クラスの家庭科を担当している。生徒の名前や定期テストの点数、提出作品やプリントなど宿題の評価などが記されていた。

 教諭は1月29日、家庭科の特別教室で、5時間目の授業が始まった午後1時25分以降、生徒たちの出欠を手帳に記入。午後6時、職員室でパソコンに転記しようとして、手帳がないことに気づいた。

 同校は12日、全生徒や保護者に謝罪や説明をした。課題評価の入力は済んでいなかったため、生徒全員の評価を満点とする考え。県教委は、教諭の手帳管理が不十分だったとして、処分を検討する。【岡正勝】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする