駅伝部パワハラ 松山大、調査実施
愛媛新聞ONLINE 2020/2/27(木) 9:15配信
松山大女子駅伝部の複数の女子部員が昨年11月、当時監督を務めていた経済学部の男性准教授(50)からパワハラを受けたなどと大学に申し立てた問題で、松山大は26日、取材に対し、関係者への聴取など調査の事実を認めた上で「調査中のため詳細は答えられない。結果の発表などは必要に応じて判断する」とコメントした。
松山大によると、現在、学内の教職員らで構成するハラスメント防止委員会が調査委を設置している。申し立てから3カ月以上経過していることについて「調査対象者が複数いるなど時間を要する。結論が出る時期は明言できない」とした。
申し立ては女子駅伝部の複数の部員が連名で提出。体重管理を巡ってどう喝されるなどハラスメント行為を受け続けているとして、准教授と栄養面の女性コーチの処分、指導体制の改善を求めている。
准教授とコーチは現在、指導から外れている。准教授は取材に対し、パワハラ行為を否定している。