「無理やり襲って」ツイート、女子高生を閲覧者に暴行させる 男を起訴

「無理やり襲って」ツイート、女子高生を閲覧者に暴行させる 男を起訴
京都新聞 2020/3/11(水) 19:42配信

 ツイッターで知り合いの女子高校生になりすまして「無理やり襲ってください」などと投稿し、閲覧した男に女子高生を乱暴させようとした事件で、京都地検は11日、強制性交未遂の罪で、を起訴した。

 起訴状などによると、2018年10月26日と11月3日の夜、下京区の会社員の男(35)に女子高生(18)の口をふさぐなどの暴行を加えさせ、乱暴させようとしたとしている。
 京都府警右京署によると、起訴された男は、スポーツクラブの教え子だった女子高生になりすましてツイッターで投稿し、連絡してきた男に女子高生の住所などを教えたという。

強制性交未遂の疑いで逮捕された京都市の会社員・奥瀬智成容疑者(26)。
 スポーツクラブの教え子だった女子高校生になりすまして、SNSにとんでもないメッセージを書き込んでいました。
<女子高校生になりすました書き込み>
「無理やり襲ってください」
 奥瀬容疑者は2018年、女子高校生の名前を使ってSNSに「レイプしてください」などと書き込みました。
 そして、書き込みを信じた34歳男性に、女子高校生の住所や顔写真などを無断で教え、2回にわたり路上で背後から襲わせた疑いが持たれています。
 女子高校生が抵抗したため、犯行は未遂に終わりました。

黒いトレーナー姿で警察車両から降りてきたのは、京都市の会社員・奥瀬智成容疑者(26)。
この男にかけられた容疑は、強制性交未遂。
警察によると、奥瀬容疑者は、地元のスポーツクラブで、教え子だった女子高生になりすまし、SNSにうそのメッセージを書き込んだという。
「無理やり襲ってください」。
女子高生本人が知らないところで発信された、とんでもないメッセージ。
実際、女子高生は、このメッセージを本物と信じ込んだ男性(34)に、2018年10月と11月の2回にわたり、路上で後ろから抱きつくなどの被害に遭った。
女子高生が抵抗したため、犯行は、いずれも未遂に終わっている。
調べに対し、奥瀬容疑者は「わたしのやったことで間違いない」と、容疑を認めている。
では、いったいなぜ、教え子だった女子高生を襲わせようとしたのか。
女子高生が中学生のころから、スポーツクラブでコーチをしていた奥瀬容疑者。
高校生になり、「デートして」と迫っていたものの、相手にされなかったという。
京都市内では、ほかにも同様の事件が確認されていて、警察は、奥瀬容疑者の余罪も含めて捜査する方針。

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