鹿児島市・和田川で魚が大量死 中学校プール清掃が原因か

鹿児島市・和田川で魚が大量死 中学校プール清掃が原因か
MBC南日本放送 2020/5/9(土) 13:09配信

鹿児島市の和田川で8日、魚が大量に死んでいるのが見つかりました。原因は、近くの中学校のプール掃除で出た塩素を含む排水とみられます。

鹿児島市によりますと、8日午前9時前、和田川の新和田橋付近で、大量の魚が死んでいると住民から連絡があり、川の水から高い濃度の塩素が検出されました。およそ400メートル離れた和田中学校では、7日プールを清掃した職員が塩素消毒剤を通常より多く入れたということで、その排水が川に流れ込んだのが原因とみられます。

和田中学校の職員がこれまでに300匹以上の魚の死骸を回収していて、10日以降も川の状況を確認して回収を行うことにしています。鶴薗博文校長は、「職員の不注意で地域にご心配をおかけした。河川保護などを教える学校でこのようなことになり申し訳ない」とコメントしています。

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