学生の名字の印鑑を購入、請求書偽造…大学教員が50万円着服
読売新聞オンライン 2020/6/19(金) 15:48配信
西九州大は18日、約70万円を着服したなどとして、男性教員(40歳代)を諭旨退職の懲戒処分にしたと発表した。処分は17日付。教員は同日、退職した。同大は教員が全額返済したなどとして、刑事告訴はしない方針。
発表によると、教員は2017〜18年度、学生の名字の印鑑を購入して請求書を偽造する手口で、学生延べ数十人の交通費約50万円を着服した。さらに、学生との研修旅行を複数の教員での出張と偽り、大学に約20万円を支払わせた。会計担当職員が不正に気づき、発覚した。