同僚の盗撮も 商業施設で盗撮の男性教諭が懲戒免職【佐賀県】
佐賀ニュース サガテレビ 2020/6/29(月) 18:00配信
鹿島市の商業施設で女性客のスカートの中を盗撮したとして現行犯逮捕された小学校教諭の男について、県教育員会は29日付けで懲戒免職としました。男は同僚も盗撮していたということです。
29日付けで懲戒免職処分を受けたのは、鹿島市の小学校に勤務していた58歳の男性教諭です。県教育委員会などによりますと、元教諭は今月12日、鹿島市にある商業施設でバッグの中に隠した小型カメラで、20代の女性客のスカートの中を盗撮したとして、警戒中の警察官に県迷惑行為防止条例違反の疑いで現行犯逮捕されました。
その後、県が本人への聴き取り調査をしたところ、元教諭は去年の夏から鹿島市内の複数の商業施設で10回以上盗撮していたことが分かりました。また、勤務先の小学校でも靴の先に取り付けた小型カメラで、同僚を盗撮していたということです。
元教諭は、「県民全ての皆様の教育に対する期待と信用を裏切る行為であり、弁明のしようがありません」と話しているということです。
12日、鹿島市のショッピングセンターで、バッグの中に隠した小型カメラを女性客のスカートの中に差し向けた疑いで鹿島市の小学校教師の男が現行犯逮捕されました。男は容疑を否認しているということです。現行犯逮捕されたのは、鹿島市の小学校に勤める小崎直樹容疑者58歳です。小崎容疑者は12日午後6時半ごろ鹿島市のショッピングセンターでバッグの中に隠した小型カメラを、20代の女性客のスカートの中に差し向けた県迷惑行為防止条例違反の疑いが持たれています。警察によりますと6月上旬に「不審な男がいる」と情報提供があり、12日、現場にいた捜査員が小崎容疑者の犯行を目撃し、逮捕したということです。調べに対し、小崎容疑者は「スカートの下にカメラを差し入れたつもりはない」と容疑を否認しているということです。これを受け、鹿島市教育委員会が13日、会見を開き「本人は容疑を否認しているものの、教育委員会としては警察に現行犯逮捕されたという事実を重く見ている。信頼回復のために服務規律の徹底に全力を挙げて取り組んで参ります」と話しました。小崎容疑者については「県教育員会の判断と指導を受けながら、適正に処分する」としています。