いじめで息子失くした母親が会見 学校や県教委の対応を批判

いじめで息子失くした母親が会見 学校や県教委の対応を批判
MBC南日本放送 2020/8/18(火) 11:59配信

2014年、いじめを受け、当時高校1年の男子生徒が自殺した問題で、生徒の母親が会見し、当時の状況を説明しない学校や県教育委員会の対応を批判しました。

(田中拓海さんの母親)「あのような形で亡くなるということを想像できる親なんて誰もいない中で、何があったんだろうというのは、知りたいというのは、ごく当たり前のこと」
この問題は2014年8月20日、鹿児島市の県立高校1年生、田中拓海さん(当時15)が自殺したものです。再発防止策などを話し合う県の再発防止検討会が去年11月から8回開かれていますが、結論は出ておらず、拓海さんの7回忌を前に、母親が心境を語りました。

(田中拓海さんの母親)「何で(当時の状況を)何も説明されないのだろうか。納得できるものではありません」

田中さんの母親は、このように話し、学校や県教育委員会が、十分な説明をしていないと対応を批判し、今後も真相究明を求めていきたいとしています。

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