住居侵入や窃盗などの罪で有罪 中学校の元講師に退職金を支払わない決定 香川県教委

住居侵入や窃盗などの罪で有罪 中学校の元講師に退職金を支払わない決定 香川県教委
KSB瀬戸内海放送 2020/8/25(火) 18:58配信

 香川県教育委員会は、住居侵入や窃盗などの罪で有罪が確定した公立中学校の元講師の男性に、退職金を支払わないことを決めました。

 さぬき市の中学校に勤務していた58歳の元講師の男性は、2019年12月から2020年2月にかけて、勤務先の中学校の女性職員用の更衣室に複数回侵入したり、酒気帯び運転で人身事故を起こしたりしたりしたとして、2020年2月に警察に逮捕されました。

 男性講師は2020年3月に自主退職し、7月、高松地裁で懲役2年6カ月、執行猶予4年の判決を受け、その後確定しました。香川県教委は25日の会見で元講師に退職金を支払わないことを決めたことを明らかにしました。

 また、県教委は2020年3月、教室で同僚の女性教諭を抱きしめるなどした高松市の男性教諭(40)を減給10分の1、6カ月の懲戒処分にしました。

酒気帯び運転や窃盗などの罪にとわれた中学校の元講師に猶予付きの判決です。
判決を受けたさぬき市の中学校元講師、岡田豊被告は2020年2月、中学校内で酒を飲んだ後、車を運転し、信号待ちをしていた軽乗用車に追突。2人にケガをさせたほか、校内の更衣室に侵入し同僚女性の服や下着を盗んだものです。
高松地裁の井草健太裁判官は「飲酒運転の害悪が実現化したものであり到底軽視することはできない」とした一方、懲戒処分になり教師の職を失っているなどとして懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

県教育委員会は、飲酒運転や盗撮などの行為で県立高校や公立の小中学校の教諭と講師あわせて5人を、それぞれ27日付けで懲戒処分したと発表しました。
このうち、さぬき市立さぬき南中学校の岡田豊講師(57)は、先月9日、酒を飲んで車を運転し、追突事故を起こして男女2人にそれぞれ全治2週間のけがを負わせたとして、停職12か月です。
また岡田講師は、勤務先の校舎内の女性職員の更衣室に繰り返し忍び込んだとして、先月25日に建造物侵入の疑いで再逮捕され、その後起訴されたということで、27日付けで辞職したということです。

 飲酒運転をしたとして逮捕されていた中学校講師の男が、勤め先の女性職員用更衣室に侵入したとして再逮捕されました。男の携帯電話からは女性の下着などの写真が見つかりました。
 建造物侵入の疑いで再逮捕されたのは、さぬき市の中学校の講師、岡田豊容疑者(57)です。
 警察によると岡田容疑者は、2019年12月から2020年2月にかけて複数回、勤務する中学校の女性職員用更衣室に侵入した疑いが持たれています。
 岡田容疑者は2月10日、さぬき市の県道で飲酒運転をしたとして警察に逮捕されていました。
 その後、岡田容疑者の携帯電話を調べたところ、更衣室で撮影したとみられる下着や服の写真が見つかり、学校の防犯カメラの映像などから、岡田容疑者を再逮捕しました。
 警察の調べについて岡田容疑者は、「記憶にない」と容疑を否認しています。

 香川県さぬき市の公立中学校の講師の男が酒気帯び運転をしたとして逮捕されました。
 警察によりますと、9日午後4時半ごろ、さぬき市昭和の県道で、さぬき市の市立中学校講師・岡田豊容疑者(57)が運転する乗用車が前に止まっていた軽自動車に追突しました。岡田容疑者の呼気から基準値を超えるアルコールを検出したため、警察が逮捕しました。
 事故現場近くの人:「パトカーが3台くらい止まって警察官が5人から6人で男性を取り押さえるような感じ」
 岡田容疑者は、「コンビニで弁当と一緒に酒を飲んだ」と容疑を認めています。岡田容疑者はバスケットボール部顧問で、部活の指導を終えて帰宅途中だったということです。

 県教委は5日、県立盛岡商業高校の岡田豊実教諭(56)が道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで検挙されたと発表した。
 岡田教諭は4日午後8時ごろ、盛岡市玉山区の国道を車で走行中、対向車と接触した。双方にけがはなかったが、現場に駆けつけた警察官が岡田教諭の呼気を検査したところ、基準値以上のアルコールが検出された。岡田教諭は同日正午から午後7時ごろまで一戸町の自宅と居酒屋で発泡酒や生ビールを飲み、盛岡市内の公舎に向かう途中だった。
 県教委では、昨年12月にも宮古市内で宮古市立崎山中学校の男性講師(35)=自宅謹慎中=が道交法違反(同)容疑で逮捕されたばかりで、先月11日付で「不祥事の未然防止について」の通知を出していた。【金寿英】

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