飲酒運転で教諭停職 同乗の養護教諭も 茨城県教委
茨城新聞クロスアイ 2020/8/26(水) 4:00配信
茨城県教委は25日、飲酒運転をしたとして、県立玉造工業高の男性教諭(36)と、飲酒を知りながら同乗したとして同僚の女性養護教諭(31)の2人をそれぞれ停職12カ月の懲戒処分にした。
県教委によると、2人は3月27日午後6時20分ごろから翌28日午前1時ごろまで、つくば市内の居酒屋2店で飲食し、教諭はビール1杯とハイボール9〜10杯、養護教諭はビール1杯と梅酒ソーダ割りなど7杯を飲んだ。その後、近くの商業施設の駐車場に置いていた養護教諭の車に向かい、同1時25分ごろ、警備員から車の移動を求められた。教諭が運転して停車場所を探し、約800メートル走行した先の公道で警察官の職務質問を受け、飲酒運転が発覚した。2人は駐車場を出る際、運転代行業者に連絡していたという。
県教委によると、教諭は道交法違反(酒気帯び)の罪で土浦区検に略式起訴され、土浦簡裁から罰金40万円の略式命令を受けた。
県教委高校教育課は「あってはならない不祥事。多大なるご迷惑をお掛けした」と陳謝した。本年度、教職員の懲戒処分は初めて。