「心通わせたい」「女房の代わりやれ」と胸触る…ソフトボール部元監督に賠償命令

「心通わせたい」「女房の代わりやれ」と胸触る…ソフトボール部元監督に賠償命令
読売新聞オンライン 2020/8/29(土) 11:54配信

 東京富士大学(東京都新宿区)の女子ソフトボール部で2016年、監督だった70歳代の男性からセクハラ被害を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に罹患(りかん)したとして、元部員の20歳代女性が元監督と大学側に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(野村武範裁判長)は28日、元監督と大学の運営法人に約79万円の支払いを命じる判決を言い渡した。

 判決によると、元監督は、埼玉県内にある同大の合宿所で、女性を抱き寄せたり、「心を通わせたい」「女房の代わりをやれ」と言って胸を触ったりした。

 判決は「被害者は、絶対的立場の監督からセクハラを受け、心身に不調を来した」と指摘。運営法人は元監督の行為について使用者責任を負うと認めた。

女子ソフト部元監督にセクハラで賠償命令、部員に「女性として見ている」と発言 東京富士大
弁護士ドットコム 2020年08月28日 19時15分

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