少女へ執ようにわいせつ 元小学校教師に懲役6年判決「教師の立場を悪用」【愛媛】
テレビ愛媛 2020/9/29(火) 16:21配信
教師の立場を悪用し13歳未満の少女にわいせつな行為をした罪で、当時小学校の教師だった29歳の男に松山地裁は29日、懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
強制性交などの罪で実刑判決を受けたのは、新居浜市の元小学校教師・木下泰徳被告(29)です。
判決によりますと木下被告は去年3月までの9カ月間、複数回にわたり13歳未満の少女にわいせつな行為をしたうえ、裸などの動画を撮影しました。
判決公判で松山地裁の高杉昌希裁判長は「教師の立場を悪用し被告を信頼していた被害者へ、執ように性的行為を繰り返した。言葉巧みに口止めした犯行は誠に卑劣で、被害者の健全な成長が懸念される」と指摘。懲役6年の実刑判決を言い渡しました。
県教育委員会は25日、少女のわいせつな動画を撮影したとして新居浜市の小学校に勤務する29歳の教師を懲戒免職処分にしました。
新居浜市立泉川小学校の木下泰徳教諭(29)は今年1月、松山市のマンションで16歳の少女のわいせつな動画を、自分のスマートフォンで撮影した疑いなどで逮捕されていました。
県教育委員会は「教職員の綱紀粛正や信頼回復に努めてまいります」としています。
16歳の少女のわいせつな動画を撮影した疑いで新居浜市の教師が逮捕された事件で、この少女は動画を撮られたことを知人に相談していたことが分かりました。この男は23日に送検されました。
送検されたのは新居浜市の泉川小学校の教師・木下泰徳容疑者(29)です。警察によりますと木下容疑者は今月19日、松山市内に借りていたマンションで交際していた16歳の少女のわいせつな動画を自身のスマートフォンで撮影した疑いです。
捜査関係者によりますと、木下容疑者は少女と約1年半にわたり交際していましたが、この少女は「動画を撮られて困っている」と知り合いの男性に相談していました。
相談を受けた男性は相談を受けて木下容疑者と口論となり、その場所が松山南警察署の前だったことから、職務質問を受けてスマホに保存されていた動画が見つかり逮捕に至りました。
また犯行現場になったマンションは、少女を住まわせるために木下容疑者が借りていたということです。
木下容疑者は警察の調べに対して「間違いはない」と容疑を認めていて、警察は動機などを調べています。
交際していた16歳の少女のわいせつな動画を撮影した疑いで22日、新居浜市の小学校教師の29歳の男が逮捕されました。
児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、新居浜市の泉川小学校の教師で、市内喜光地町の木下泰徳容疑者(29)です。警察によりますと木下容疑者は今月19日、松山市内に借りていたマンションで16歳の少女のわいせつな動画を自身のスマートフォンで撮影した疑いがもたれています。
木下容疑者は21日夜、松山南警察署の前で知り合いの男性と口論となり、警察官が職務質問をしたところ、スマホに保存されていた動画が見つかり逮捕されました。
警察の調べに対して木下容疑者は「間違いはない」と容疑を認めています。
関係者によりますと、木下容疑者と少女はSNSを通じて知り合い、約1年半に渡り交際していたということです。
警察は詳しい動機を追及しています。
今回の事件を受けて新居浜市教育委員会は臨時校長会を開きました。
校長会では市内26の小中学校の校長らが、再発防止策として各学校で校長と教師のコミュニケーションを、積極的に図っていくことなどを申し合わせました。
泉川小学校は22日午後7時半から保護者説明会を開き、事件の経緯や今後の対応などを説明するということです。