保釈中にあおり運転 運転教える仕事の45歳男を逮捕
テレビ朝日系（ANN） 2020/9/30(水) 18:31配信
東京・目黒区であおり運転をしたうえに車を衝突させたとして、保釈中だった男が逮捕されました。男は当時、意外な仕事していて、車で客のもとへ向かう途中でした。
30日午前9時前、東京・目黒警察署から検察に送られたのは45歳の平島和久容疑者。伏し目がちに背中を丸め、おとなしそうな印象ですが、逮捕容疑はかなり大胆です。保釈中に車で幅寄せなどを行い、衝突させたというのです。
東京・渋谷や新宿からほど近い山手通り。車は中目黒駅周辺を南方向に向かっていました。先行していたのは53歳の男性が運転する車。車線変更をし、平島容疑者の前に入ったといいます。すると、これをきっかけに平島容疑者の危険な運転が始まったとされます。駒沢通りとの交差点付近から約1キロにわたったといいます。急な割り込みやブレーキ。幅寄せなどを繰り返したといいます。そんな「許されざる行為」を保釈中にしたとされる平島容疑者。
問題は他にも…。平島容疑者はペーパードライバーに運転を教える仕事をしていました。事件当時も客に運転を教えるため、東京・品川区内に向かっている途中だったといいます。教師から「反面教師」に成り下がった平島容疑者。気になるのは「何の事件で保釈中だったかですが、警視庁は明らかにしていません。「運転を教える立場」だったからか、取り調べでは「自分がやったことは『危ない行為』だと認識している」と供述しています。容疑と「運転の危険性」を認めています。