園児に強制わいせつの元保育士の男に有罪判決【香川・高松市】

園児に強制わいせつの元保育士の男に有罪判決【香川・高松市】
OHK岡山放送 2020/10/8(木) 19:19配信

高松市の保育施設に勤務していた元保育士の男が昼寝をしていた女の子の体を触った強制わいせつの罪などに問われた裁判で、高松地方裁判所は10月8日、被告の男に懲役2年6カ月執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは高松市の保育施設に勤務していた元保育士、菅蔵翔太被告です。

判決などによりますと菅蔵被告は2019年12月、勤務していた保育施設で昼寝をしていた女の子の体を触ったほか、愛媛県内の脱衣所に携帯電話を設置し女子児童の裸を撮影したものです。

高松地裁で開かれた10月8日の判決公判で坂井唯弥裁判官は、「保育士の立場を悪用しほかの保育士の目が届かない状況を利用して犯行に及んでおり悪質」と指摘した上で、前科が無いことや家族が被告の更生を見守っていく意思を示していることなどから、懲役2年6カ月の求刑に対し懲役2年6カ月執行猶予4年の有罪判決を言い渡しました。

 去年12月、高松市の保育施設で昼寝中の女の子の体を触ったとして保育士の男が逮捕されました。
 強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、高松市香南町の保育士・菅蔵翔太容疑者(26)です。
 警察によりますと菅蔵容疑者は、去年12月、当時勤務していた高松市の保育施設で、昼寝をしていた女の子の体を触った疑いが持たれています。
 5月、女の子が母親に「先生から嫌なことをされた」と話したことで発覚、その後、父親が高松西警察署に相談しました。
 菅蔵容疑者は去年12月に依願退職していて、現在は高松市の別の保育施設で働いています。
 警察の調べに対し、菅蔵容疑者は「女の子に興味があった」と容疑を認めています。

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