元副園長逮捕の「日の里西保育園」 宗像市などが特別指導監査 福岡県
TNCテレビ西日本 2020/10/14(水) 12:10配信
宗像市の保育所で元副園長の女が日常的に園児などに暴行しけがをさせたとされる問題で、宗像市は「保育内容が子供への配慮を欠いていた」などとする特別指導監査の結果を公表しました。
宗像市の「日の里西保育園」の元副園長・清原こづえ被告(41)は、園児や保育士に対し日常的に暴行しけがをさせたなどとして起訴されています。
市は2019年11月から児童福祉法に基づき、県と合同で特別指導監査を行い職員や保護者から聞き取り調査などを重ねてきました。
その結果、「保育内容が子供への配慮を欠いていて不適切」「一部の職員が子供の発達の違いなどを認めない保育をしていた」などの問題点が確認され、市と県は文書による行政指導を行いました。
保育園側は「指摘を真摯に受け止め保育の質の向上を図る」との改善報告書を市に提出しています。
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保育園の元副園長“暴行” 被害同僚が出廷
九州朝日放送 2020/10/13(火) 21:45配信
宗像市の保育園で、園児や同僚に暴行したなどの罪に問われている元副園長の女の裁判で同僚だった女性が出廷し、「(保育園を)辞めます。と言ったら、何をされるか分からなかった」と恐怖に支配された胸の内を証言しました。
起訴状によりますと、宗像市の日の里西保育園の元副園長・清原こづえ被告(41)は、おととし6月から去年9月の間、園児や同僚の保育士に暴力をふるい、けがをさせたなどの罪に問われています。
13日、福岡地裁で開かれた公判には、清原被告から平手やレポート用紙で頬を叩かれたとされる保育士の女性が出廷しました。
女性は、検察官からの質問に対し「暴力を振るわれたことで(保育園を)辞めますと言ったら次にまたどんなことをされるか分からないし怖かった」と恐怖に支配された胸の内を証言したうえで、「子どもや私たちにしたことは、きちんと謝罪してほしい」と証言しました。
清原被告は、これまでの公判で、園児への暴行について一部を認めた一方、同僚保育士については「たたいた事実はありません」と否認しています。
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