体罰での懲戒歴ある教諭の「部活動の指導禁止」を検討 宝塚市教育委員会

体罰での懲戒歴ある教諭の「部活動の指導禁止」を検討 宝塚市教育委員会
MBSニュース 2020/10/19(月) 23:52配信

 兵庫県宝塚市の中学校で柔道部の顧問の教諭が生徒に暴行を加え逮捕された事件で、市の教育委員会は、体罰を理由に懲戒処分を受けた教諭に部活動の指導をさせないよう検討していると明らかにしました。

 宝塚市立長尾中学校の教諭で柔道部の顧問・上野宝博容疑者(50)は今年9月、部員の1年の男子生徒2人に対して、投げ技や寝技をかけるなどして重軽傷を負わせた疑いがもたれています。

 市の教育委員会によりますと、上野容疑者は前任校で、頭突きで生徒の鼻を折るなど体罰を理由に訓告と懲戒あわせて3回の処分を受けていました。

 市教委は、部活動に限らず体罰を理由に懲戒処分を受けた教諭には復帰後も部活の指導をさせない対応を検討していると明らかにしました。さらに、市教委は、市内の小中学校を対象に体罰に関するアンケートなどを実施して体罰の実態調査をする方針です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする