コロナ禍でバスケできず「ストレス」、痴漢の男性教諭を免職
産経新聞 2020.11.11 21:18
盗撮や痴漢行為をしていたとして、大阪市教育委員会は11日、市立阪南中(阿倍野区)の西田尚樹教諭(36)を懲戒免職処分にした。新型コロナウイルス禍で趣味のバスケットボールができず、「体を動かすことができないストレスがたまった」と話しているという。
松井一郎市長は市役所で記者団に「ほんま、ばかやな。市教委には徹底的に指導監督してもらいたい」と話した。
市教委によると、大阪市内のJR大阪環状線で9月に女性への痴漢行為を現認したとして、鉄道警察隊が学校側に連絡した。女性の行方が分からなかったため立件されなかったが、西田元教諭は学校側の聞き取りに事実を認め、6月ごろから女子高校生のスカート内をスマートフォンで撮るなどしていたことも申告したという。