三重大学のドア23枚を壊したとして逮捕の元准教授を不起訴処分 津地検
メ〜テレ(名古屋テレビ) 2020/11/27(金) 13:45配信
今年2月、三重大学でドア23枚をたたき壊したとして逮捕された元准教授の男性が、不起訴処分となりました。
26日付けで不起訴処分となったのは、三重大学の元准教授の男性(51)です。
元准教授は、今年2月、三重大学医学部の研究棟で、1階から4階のドア23枚を金属製の実験器具で叩きつけるなどとして破壊した疑いで11月5日に逮捕されていました。
元准教授は、逮捕時の警察の調べに対し「職場の自分の置かれた環境に不満が溜まって、物に当たってしまった」と容疑を認めていました。
津地検は、不起訴の理由について明らかにしていません。
三重大学によりますと、壊れたドアについては弁償が済んでいて、元准教授は10月31日付けで任期を終えていたということです。
三重大学医学部の研究棟のドア23枚を破壊したとして、元准教授の男が逮捕されました。
逮捕されたのは、三重大学の元准教授・藤原武志容疑者(51)です。
藤原容疑者はことし2月、三重大学医学部の研究棟の1階から4階のドア23枚を、金属製の実験器具で叩きつけるなどして破壊した器物損壊の疑いが持たれています。
藤原容疑者は、「職場に不満がたまって我慢できなくなった」と容疑を認めているということです。
大学側はことし4月に告訴。藤原容疑者が修理費用を弁償するなどしたため、警察は当初、任意で捜査をしていました。
しかし10月末、藤原容疑者が三重大学での任期を終えたにもかかわらず研究室に居座り続け、大学側が11月5日に改めて警察に通報していました。