小3児童の左脚を蹴り、骨折させた教諭の体罰認定 熊本市教委審議会

小3児童の左脚を蹴り、骨折させた教諭の体罰認定 熊本市教委審議会
毎日新聞 2020/11/25(水) 18:12配信

 熊本市教育委員会の体罰等審議会は25日、市立西原(にしばる)小の40代男性教諭が小3の男子児童の左脚を蹴って骨折させた行為を体罰と認定した。市教委は近く教諭を処分する。

 市教委によると、教諭は10月17日午前、体育館で運動会の練習中に男子児童2人がたたき合っている様子を目撃し、うち1人を蹴って左太ももを骨折させた。児童は1カ月半程度の入院が必要な重傷。児童は「教諭がいるなら学校に行きたくない」と話しているという。医師や弁護士で構成する同審議会は一連の行為を体罰と認定し、教諭は自宅謹慎している。

 市教委は指針で、体罰で児童に加療30日間以上のけがをさせた教諭は、免職か停職の懲戒処分にすると定めている。【清水晃平】

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