練習態度に不満、竹刀で頭たたく 長良高剣道部の教諭が体罰

練習態度に不満、竹刀で頭たたく 長良高剣道部の教諭が体罰
岐阜新聞Web 2020/11/28(土) 8:42配信

 岐阜県教育委員会は27日、長良高校(岐阜市長良西後町)の男性教諭(59)が、顧問を務めていた剣道部の練習中に2年生の男子部員1人に体罰を加えたとして、同日付で戒告処分にしたと発表した。

 県教委によると今年10月24日、全体練習の開始時間が予定した午前8時30分から15分ほど遅れたため、男性教諭は10人強の部員を円形に並ばせて練習態度を指導した。中心的な役割を担う男子部員1人に対し、「俺が現役の頃は1時間前から来て練習開始の準備をしておったもんや」などと言って、ビニール袋に入った消毒液のボトルで頭を防具の上から1回たたいたほか、取り上げた竹刀で防具の上から頭を5回たたき、胸の辺りも小突いた。

 目撃した柔道部の顧問が教頭に報告。男性教諭は24日の練習以降、剣道部の指導から外れた。県教委は校長を厳重注意とした。

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