男子の”盗撮”繰り返した元小学校教師に有罪判決 和歌山地裁
ABCニュース 2020/12/8(火) 0:00配信
男子児童の着替えを盗撮したとして児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの罪に問われていた元小学校の男性教師に執行猶予付きの有罪判決です。
判決によりますと元公立小学校の教師・阪本直哉被告(26)は7月和歌山市内にある陸上競技場のトイレで着替えていた10代の男子生徒をスマートフォンで撮影し、去年11月には宿泊施設の脱衣所で着替えていた男子児童を撮影して動画を保存しました。これまでの裁判で検察は、常習的犯行として懲役2年6ヵ月を求刑。弁護側は、すでに社会的制裁を受けているとして執行猶予付きの判決を求めていました。判決で和歌山地裁は、「児童の心身に有害な影響を与える犯行だ」とした一方で「懲戒免職処分を受けている」として懲役2年6ヵ月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
「性欲を刺激するために撮影したものではない」と容疑を否認
小学校教師の男が、宿泊施設の浴場で少年を盗撮した疑いで再逮捕されました。
児童ポルノ禁止法違反の疑いで再逮捕されたのは、和歌山県内にある公立小学校の教師の男(26)です。
男は去年11月、和歌山県内の宿泊施設の浴場で、18歳未満だと知りながら、少年の体をスマートフォンのカメラで盗撮した疑いがもたれています。
警察によると、男のスマートフォンを調べたところ複数の少年の裸の動画が見つかり、再逮捕にいたったということです。
男は見つかった動画について「性欲を興奮させたり刺激したりするために撮影したものではない」と容疑を否認してます。
昨日夕方、和歌山市内の陸上競技場の男子トイレで盗撮したとして、小学校教諭の男が和歌山西警察署に県迷惑防止条例違反などの疑いで現行犯逮捕されました。逮捕されたのは、県内の公立小学校の教諭で、和歌山市小雑賀の阪本直哉容疑者、26歳です。
警察の調べによりますと、阪本容疑者は昨日午後6時15分頃、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場の男子トイレに盗撮目的で侵入し、スマートフォンのカメラを使って10歳代の少年が着替えている様子を盗撮した県迷惑防止条例違反と建造物侵入の疑いが持たれています。隣の個室の上からスマートフォンで盗撮されていることに気付いた少年が施設関係者に訴え、通報を受けた警察官が現行犯逮捕しました。
阪本容疑者のスマートフォンから少年を撮影した動画が確認されていて、阪本容疑者は「男の子の隣の個室からスマートフォンで撮影しました」と容疑を認めているということです。警察では、余罪についても厳しく追及しています。