野球部コーチの男性教諭、部員にけがをさせ謹慎処分 鹿児島・日置市
鹿児島ニュースKTS 2020/12/8(火) 20:06配信
鹿児島県日置市の鹿児島城西高校の野球部でコーチを務める男性教諭が、練習中に部員にロープをぶつけてけがをさせたとして、1カ月の謹慎処分を受けていたことが分かりました。
1カ月の謹慎処分を受けたのは、鹿児島城西高校で野球部のコーチを務める34歳の男性教諭です。
学校によりますと、男性教諭は2020年10月16日、つるされたロープを腕力だけで登る練習中、トレーニング用のロープを投げ、1年生の部員の足にぶつけました。
部員の保護者が学校へ連絡したことで発覚したもので、保護者の話では、部員は全治1週間の内出血の診断を受け、現在は学業を優先したいとして休部しているということです。
今回の件を受け、部長と男性教諭が部員の自宅を訪れて直接謝罪したほか、学校は県高野連に一連の流れを報告し、2020年10月23日付けで男性教諭を、1カ月の謹慎処分としました。
男性教諭は、野球部のコーチを12年ほど務めていて、「部員に技術をつけてほしいという思いだった」と話しているということです。
山下正行教頭は「言葉の暴力や体罰はあってはならないと日頃から職員に指導をしているが、今後改めて指導を徹底していく」とコメントしています。