大阪府教委、わいせつ行為の教員は原則懲戒免に…私的メールやSNSも禁止
読売新聞オンライン 2020/12/25(金) 0:35配信
大阪府教育委員会は24日、児童・生徒にわいせつ行為をした教員を今後は原則、懲戒免職にすると発表した。これまでは相手の同意がある場合などは免職としない例もあったが、被害を防止するため対応を見直す。
また、わいせつ事案のきっかけになるケースがあるとして、教員が児童・生徒と電話やメール、SNSで私的なやり取りをすることも禁止した。
読売新聞が全都道府県・政令市の計67教委に調査したところ、児童・生徒にわいせつ行為をした教員について、18教委が「免職を見送ったことがある」と回答。今月22日に公表された昨年度のわいせつ教員の処分でも、児童・生徒へのわいせつ行為で126人が処分され、121人は懲戒免職で、5人は停職だった。
大阪府教委は昨年度、児童・生徒へのわいせつ行為で、教員2人を懲戒免職にしたが、2人は停職だった。