「いない方がまし」特別支援学校の女性教員、SNSに障害者差別の投稿

「いない方がまし」特別支援学校の女性教員、SNSに障害者差別の投稿
読売新聞オンライン 2021/1/23(土) 7:47配信

 群馬県西部の特別支援学校に勤務する60歳代女性教員がSNS上で障害者を差別する内容の投稿をしていたことが、県教育委員会への取材でわかった。投稿は削除されたが、教員は事実を認めており、県教委が処分を検討している。

 県教委によると、教員は昨年10月中旬からSNS上で、「障害者や犯罪者が子供でいたらいない方がまし」「労災にならないように気をつけます。いきなり強くつかんだり殴ったりする障害のある人」などと投稿していた。

 投稿について知人から指摘を受けた同僚が学校へ報告。上司らの実名を挙げて校内の取り組みを批判していたことなどから、投稿した教員を特定した。県教委の調査に対し、教員は「個人的な日記のようなもので誰もが読める認識はなかった」と弁明したという。

 県教委学校人事課の担当者は「指導する立場としても非常に不適切な行為で、あってはならないことだ」とし、改めて全教員にSNS利用のあり方について注意を呼びかけている。

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