ガードレールにわいせつな落書き「全部カタカナ、個人名や絵も」模範で表彰の現役中学教師がなぜ?

ガードレールにわいせつな落書き「全部カタカナ、個人名や絵も」模範で表彰の現役中学教師がなぜ?
FNNプライムオンライン 2021/2/1(月) 21:01配信

ガードレールに卑わいな落書き

警察官に連れられて歩く男。
器物損壊の疑いで現行犯逮捕された現役の中学校教師、山口勝久容疑者(61)だ。

逮捕のきっかけは山口容疑者が住む神奈川県平塚市内で、道路沿いにあるガードレールで落書きが見つかったことだった。

近隣住民:
卑わいなことが1月中頃から頻繁に書かれて、消す度に書かれたんですよ。
黒のマジックで、カタカナで全部書いてありましたね。個人名が書いてあって、その後に卑わいな言葉は書いてありまして、絵もちょっと描いてありましたね。卑わいな絵ね。

この落書きが子供たちの目に触れないよう市の職員などが白いテープを貼るなどの対応をしていた。

しかし平塚市内では道路標識にも落書きされたため警察が警戒。

1月31日の午前5時半過ぎ、ガードレールに落書きしていた山口容疑者が現行犯逮捕された。

模範教師として表彰されることも
山口容疑者は事件現場となった平塚市と隣接する秦野市の公立中学校の教師。

元教え子は「工夫された授業が分かりやすかった」と声をそろえる。

元教え子:
熱心でいつも熱い感じで、授業もわかりやすいし、生徒への愛もあって、結構いい人だったと思います。
いい意味で型にはまらない先生でした。めちゃくちゃびっくりしました。そんなことを起こすような人じゃないので。

山口容疑者は、過去にはその指導方法が評価され、神奈川県が教員の模範とすべき教員と位置付ける「優秀授業実践教員」として表彰されたこともあるほどだった。

今回の逮捕を受け神奈川県教育委員会は、「今後の捜査状況を踏まえ 事実を確認した上で厳正に対処してまいります」とコメント。

山口容疑者は調べに対し「落書きしたことは間違いありません」などと容疑を認めているという。

警察は余罪もあるとみて調べを進めている。

「イット!」2月1日放送

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