学年主任がいじめ自殺の同級生に働きかけ「第三者委の聞き取り調査内容を教えるよう」

学年主任がいじめ自殺の同級生に働きかけ「第三者委の聞き取り調査内容を教えるよう」
MBSニュース 2021/2/8(月) 12:36配信

 兵庫県加古川市で女子中学生がいじめを原因に自殺した問題で、学年主任だった教諭が第三者委員会からの聞き取りを受けた同級生に対し、調査内容を教えるよう働きかけていたことがわかりました。

 2016年、加古川市の市立中学に通う当時中学2年の女子生徒(当時14)が自殺し、市の第三者委員会は、部活動での無視や仲間外れなどのいじめが自殺の原因だったと結論づけました。

 この問題で、第三者委員会は生徒らに聞き取り調査を行いましたが、関係者によりますと、当時学年主任だった教諭が女子生徒の同級生を呼び出し、聞き取りの有無や調査の内容について教えるよう求めたということです。市教委は取材に対し、「教諭から同級生への働きかけについては把握していない」とコメントしています。

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