荒尾市で女子中学生が自殺未遂 いじめ防止対策審議会が初会合【熊本】
TKUテレビ熊本 2021/2/23(火) 12:38配信
荒尾市の中学校に通う女子生徒がいじめを受け、自殺しようとした問題で、第三者で構成する市の「いじめ防止対策審議会」の初会合が22日夜、開かれました。
この問題は去年、荒尾市の公立中学校で1年生の女子生徒が複数の生徒から悪口を言われるなどのいじめを受け、自殺しようとしたものです。
荒尾市教委は『重大事態』と認定し、第三者による審議会を設置、22日夜初会合が開かれました。
審議会は弁護士や医師、大学教授など5人で構成され、熊本大学教育学部の八ッ塚一郎教授が会長に選ばれました。
審議会では今後、いじめの原因や内容、学校側の対応に問題がなかったかなどを調べ、年内には報告書として取りまとめる方針です。
荒尾市の中学校で、女子生徒が自殺を図り転校を余儀なくされたのはいじめが原因として、市の教育委員会が審議会を設置します。
教育委員会は審議会で、学校側の対応に問題がなかったか調査していくとしています。
荒尾市教育委員会によりますと、去年、荒尾市の公立中学校で1年生の女子生徒が複数の生徒から悪口を言われるなどのいじめを受けたということです。
女子生徒はSNSに「傷つける人は何とも思わないけど傷つけられた人はずっと残る」などのメッセージを残し自殺を図りましたが未遂に終わりその後、転校を余儀なくされています。
荒尾市教委は、この事案をいじめの『重大事態』と認定。
今後、弁護士や医師など第三者による審議会を早急に作り、いじめの原因や内容、
学校側の対応に問題がなかったか調査していくということです。