顔写真や名前も…特別支援学校で生徒の個人情報まとめたファイル紛失 一部が別生徒の上履き内にあり発覚
東海テレビ 2021/2/24(水) 21:27配信
三重県鈴鹿市にある県立特別支援学校が、生徒の緊急連絡先などの個人情報が書かれたファイルを紛失していたことが、24日わかりました。
鈴鹿市の県立杉の子特別支援学校石薬師分校は24日夕方に会見を開き、高等部に通う3年生の生徒1人の個人情報をまとめたファイル1冊を紛失していたことを明らかにしました。
ファイルには生徒の顔写真や名前のほか、緊急時の連絡先などが書かれた紙が綴じられていて、22日朝、このファイルに挟んでいたはずの生徒概要をコピーした紙が別のクラスの生徒の上履きに入っていたことから、紛失が発覚したということです。
学校によりますと、ファイルは職員室のロッカーにダイヤル式の鍵をかけて保管していたということですが、去年4月に使用したのを最後に、保管の確認はできていないということです。
これまでに悪用された形跡は確認されておらず、学校はすでに警察に盗難届を提出したとしています。