【独自】近大医学部教授不正請求疑惑 ABCの取材に「僕はだまされた」
ABCニュース 2021/3/17(水) 16:07配信
近畿大学医学部の教授が、医療器具を架空発注するなどし、大学から経費を不正に受け取った疑いがある問題で、教授が17日、ABCテレビの取材に応じ、不正への関与を否定しました。
「(Q.架空発注の疑惑があるが?)私は無実です」(近大医学部教授)。近畿大学医学部の60代の男性教授は、司法解剖に使う医療器具などを購入したという偽造の領収書を大学に提出し、1000万円以上の経費を不正に受け取った疑いで大学の調査を受けています。男性教授の法医学教室と取り引きのある、医療器具の販売業者は「元社員が、領収書を勝手に偽造していた」と証言。そして17日、男性教授はABCテレビの取材に応じました。「(Q.偽造の領収書を大学に提出していた?)してません!」「(Q.自身は一切不正に関与していない?)一切関与していません。僕はまんまとだまされました」「(Q.どういった形でだまされたんでしょうか?)・・・」。男性教授は、大学の調査に対しても、不正を否定しているということです。