「パワハラ」他の看護学院からも 証言「同じ女性教員が関与」

「パワハラ」他の看護学院からも 証言「同じ女性教員が関与」
STVニュース北海道 2021/4/20(火) 10:10配信

北海道立江差高等看護学院の学生らが、複数の教員からのパワハラを訴えている問題で、紋別市にある道立紋別高等看護学院でもパワハラがあった可能性があることがわかりました。

(紋別高等看護学院の元学生)「名指しで「わかるわよね?」みたいな感じで言われて。全体で私だけダメだって公表される形で言われました」

こう訴えたのは4年前に道立紋別高等看護学院に通っていたという女性です。

女性は専門学校を卒業後に入学したこの学校でパワハラの被害を受け、うつ病を発症。退学に追い込まれました。

(紋別高等看護学院の元学生)「お金もそうですし、時間も返してもらいたいって感じですよ」

北海道立の看護学院のパワハラ問題では9日、江差高等看護学院の学生や保護者が北海道に関係教員の処分などを求める要望書を提出しています。

(紋別高等看護学院の元学生)「主にひとりの先生。うえの立場の先生だった」

江差高等看護学院の学生の保護者は、同じ教員が現在江差看護学院で教鞭をとっており、パワハラ問題で中心人物のひとりであると話します。

(江差高等看護学院の学生の保護者)「(この先生の)いうことを聞かないと教員の間でもいじめやパワハラがあるので」

取材を進めると、両方に在籍していたひとりの女性教員が問題に関与している可能性があることがわかりました。

紋別高等看護学院と北海道は、現在事実関係を確認しているということです。

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